システムのドキュメントを整備しよう
2023年09月11日 (月)
著者:山口 晃司
コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント
システム開発では、開発段階、その後の運用段階において、様々なドキュメントが作成・活用されます。 例えば、 設計書 テスト仕様書 テーブル定義書 運用マニュアル などです。 ところで、皆さんが関与されたシステムの運用・保守フェーズにおいて、必要なドキュメントが完全に揃って...
見落とし注意、ステークホルダーも要チェック
2023年08月09日 (水)
著者:近藤直樹
コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント
はじめに 今まさにプロジェクトを立ち上げようとしている皆様、「ステークホルダー」は押さえられていますか? プロジェクトマネジメントと言えば、Q(品質)C(コスト)D(スケジュール)の管理が真っ先に浮かぶかと思いますが、ステークホルダーもまた重要な管理対象なのです。 ちょっとした見落としやケア不...
受入テストのテストケースは誰が作成するべき?
2023年06月27日 (火)
著者:関根 真悟
コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント
テストケースは誰が作成するべき? システム開発のプロジェクトでは、各種ドキュメントなど多くの成果物をベンダーが作成します。 そのため、テストケースもベンダー側が作成し、ユーザー側で確認・修正をして完成させるものだと考えている人が多いように感じます。 しかし、本来はユーザー側、特に業務担当者がメ...
システム開発における移行リハーサルのポイント
2023年03月14日 (火)
著者:久保田一樹
コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント
システム開発は家づくりに似ていると言われることがありますが、システム開発の移行を家づくりに例えると引越しに該当します。 家づくりの場合は、家を完成させるまでのコストに対して、引越しのコストが非常に低いこともあり、家が完成してから引越しの準備をすることもあると思います。 しかし、システム開発の移行...
プロジェクトマネージャーとプロジェクトリーダーの違い
2022年07月11日 (月)
著者:山口 晃司
コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント
現在私が関わっているプロジェクトの話です。 そこではあるシステムの維持管理および拡張を行っていますが、最近構成メンバーが増え、また、担当するシステムの規模も以前より大きくなりました。そこで、プロジェクトの体制図と役割分担を見直すことになりました。 ここで上がった話題が 「プロジェクトマネージャ...
WBSの作成はベンダー任せにしてはいけない
2022年04月11日 (月)
著者:高柳充希
コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント
はじめに プロジェクトマネージャが果たすべき責任の一つとして、スケジュール管理があげられます。では、スケジュール管理を行うためのWBS(※1)は何方が作成すべきでしょうか? 「システム開発・保守調査報告書 2020年版(※2)」によると、要件定義~統合テストでは、約7~8 割程度のプロジ...
プロジェクトの成功率を上げる効果的な要件定義書のレビュー方法
2021年11月08日 (月)
著者:久保田一樹
コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント
2018年の日経コンピュータの「ITプロジェクト実態調査 2018」によると、システム開発プロジェクトの成功率は52.8%です。 システム開発のコストを考えると、決して楽観できる割合ではありません。 同調査では成功の定義を、スケジュール・コスト・満足度の3条件を満たすプロジェクトとしていて、各条...
DXに必要なIT企画人材の自社育成の最初の一歩
2021年10月11日 (月)
著者:その他
コラムカテゴリー:DX(デジタル・トランスフォーメーション), ITコンサルティング, プロジェクトマネジメント, 情報戦略/業務改革, 業界動向
コロナ禍の影響もあり、現代はどのような規模・業種の企業においても、IT・システムを活用なしに、企業の存続すらできなくなる、そんな時代に突入しました。 そんな時代の中、企業の永続的な経営と発展を支える上でDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みを経営方針の1つに採用する企業が増えています...
WBSを使い分けよう
2021年03月08日 (月)
著者:山口 晃司
コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント
WBS とは Work Breakdown Structure の略で、プロジェクトの作業を詳細に分割したものです。それを基に見積りを行ったり、ガントチャートなどのスケジュール表に展開し、進捗管理に使用します。システム開発プロジェクトに携わった方であれば、ご覧になったことがあるのではないでしょうか。...
誤った情報にひっかからないようにするために
2020年09月07日 (月)
著者:その他
コラムカテゴリー:ITコンサルティング, TCO削減, プロジェクトマネジメント, 業界動向
どんなに報告資料や口頭説明の論理展開が的確であっても、その中で扱う情報が間違っていると、導かれる結論も間違ったものになってしまいます。 先日、ある企業の基幹システムの入替プロジェクト支援の一環としてメーカーからの製品紹介の場に同席した際、システムベンダーA社の営業担当者はプロジェクトメンバーの方...