コラムカテゴリー:情報戦略/業務改革
現在、世の中には星の数ほどのアプリケーションが存在している。もちろん、それらは業務効率の向上や新しいビジネスモデルの構築などに寄与しており、ビジネスにおいて欠かせないものになっている。しかしながら、それらのアプリケーションは本当に『成長』しているだろうか。
実はアプリケーションは、『開発言語に踊らされている』ケースが非常に多い。具体的に言えば、開発言語のバージョンアップのための開発に追われていることが多いということである。新しい開発言語が出るたびに、それに対応したアプリケーションに作り直すことになり、実はアプリケーション自体は『成長』していない。そんなケースが多いのである。さらに、開発言語のバージョンアップのための開発の費用も膨大なものとなる。このようなケースは、ERPを含むパッケージシステムでも、スクラッチ開発をしたシステムでも、よくあることである。
アプリケーションの利用期間が数年程度であれば、上記のような悩みは不要である。しかしながら、長期に渡って利用していくアプリケーションであれば十分に考慮する必要がある。
本来のアプリケーションとは、『開発言語に踊られないべき』なのである。
また、踊らされてはいけないのは開発言語だけではないということは、言うには及ばない。
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2004年04月01日 (木)
青山システムコンサルティング株式会社