システム導入しても人が減らない理由

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システムの導入の目的に、日々の作業の正確性向上と軽減化をあげることがよくあります。作業が軽減されるのだから作業する人が減るという解釈がうまれ、どの部署で何人減らせるのかという試算を何度か今までしたことがありました。が、実際、システム稼動した後に、人員を減らせたかというと、減らせたことはあまりありませんでした。

なぜでしょうか?

大きな原因として
「軽減された分、システム導入される前には行っていなかった作業(多くは不要なことが多い)を増やし、結果システムを導入したのに、導入前と変わらず忙しくなってしまっている」ことが、見られることが多いように感じます。

システム稼動直後は、システムに慣れるために時間がかかり、人員削減なんて言い出せません。しばらくすると、システムに慣れ、時間が余ってきます。そこで人員削減(配置転換)をしないと、現場は暇をつぶすために余計な仕事を増やします。結果、ほんの一時的には作業は軽減されるのですが、数ヶ月(場合によっては数週間)で現場は相変わらず忙しくなってしまうのです。
(俗に人が仕事を増やすという一面がどの作業・業務にもあります)

しかし、BPRと絡めてシステム導入を行い、根本的にビジネスの手順を再構築し、人員の再配置を行えば、システム導入効果として結果人員の削減は可能です。単純に今の作業のシステム化やシステムが古くなったからリプレースして機能を増やすという動機を元にシステム導入をしても人員削減には結びつきません。せっかく新システムにコストを支払うのですから、システムコンサルなる職種の人間を上手に利用して、BPRを絡めたシステム導入にすれば、結果会社に大いなる効果が人員の面だけでなくもたらされると信じております。

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2008年10月31日 (金)

青山システムコンサルティング株式会社

嶋田秀光