青山システムコンサルティングのコンサルティング事例のご紹介です

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掲載日:2006年09月13日 (水)

サービス種別:システム診断

企業規模: 年商 7,476億円、社員数 892人参考費用: 120万円

【依頼の背景】
 某地方銀行では勘定系の基幹業務オンラインシステムのアウトソーシングにともない情報システム部員を営業店に配置転換した。そのため、システム担当者が手薄になり各部門システムの管理まで目が行き届かなくなってしまっていた。
 一方、銀行の本店および管理部門では約30弱もの部門システムが導入されており、年間のシステム保守費用は総額約8,000万円にも上っていた。
 部門システム管掌の経営企画室にはシステムの専門家がおらず、毎年総額約8,000万円の保守契約に盲判を押さざるを得なかった。システムの保守費用に疑問をもった経営企画室長は、何とかシステムの保守費用の削減ができないものかと弊社に相談を持ちかけてきた。

【コンサルティング範囲】
・H/W保守費用
・アプリケーション保守費用
・ミドルウェア保守費用

【コンサルティングプロセス】
①予備調査(保守契約書調査)
②ヒアリング・詳細情報把握
③問題点抽出
④改善案策定

【効果】
 キーボードやディスプレイの保守契約やサポート期限の切れたデータベースの保守費用を支払い続けているなどの不要な契約内容が浮かび上がってきた。そこで本調査に入った結果、年間約2,000万円以上の保守費用の削減が可能となった。

【コンサルタントのコメント】
・キーボードやマウスにまで保守契約をしていた。
・年に一回もトラブルが発生していない安定稼働しているシステムに、年間数百万円もの保守費用を支払っていた

 このように、保守契約を必要以上に契約しているケースは、多くある。また、一度契約した保守契約や、そのまま見直されず、当たり前のように支払いを続けていることも多い。

 とはいうものの、保守契約の見直しは、慎重におこなう必要がある。今回のような保守契約の見直しには、その必要性を見極められる専門性を持った、弊社のような外部機関を活用することは、非常に有効であるといえる。