共済業におけるシステム監査

掲載日:2019年01月28日 (月)

サービス種別:システム診断

企業規模:年商633億円 社員680名参考費用:300万円

依頼の背景

事業を開始してから現在まで、継続的にシステム投資をしてきたが、その妥当性を客観的な視点で評価をして欲しい。
次期システムの投資判断についても、今回の監査結果をもって決めていきたい。

現状の問題点(一部抜粋)

資料の調査およびヒアリングから、主要な問題として以下の点を挙げた。

  1. 基盤の持つ情報の重複
  2. ハードコーディングを許容した運用保守
  3. データパッチによる例外処理運用
  4. 体系的な人材育成計画がない
  5. 非正規職員に依存し過ぎた体制

提案内容(一部抜粋)

問題点の原因を分析し、以下の提案を行った。

  1. システム基盤の集約
  2. データに直接アクセスできる環境を社内のみに限定
  3. UISSベースのキャリアプラン作成

担当コンサルタントのコメント

A社では、事業の拡大に合わせてシステムを拡張させてきたことにより、事業の基盤となるシステムが3つ存在していた。それぞれの役割は決められているものの機能とデータに重複がある状態になっていた。そのため、改修が発生した時には、システム間の整合性を保つために、影響調査の分析も含めて多額なコストが必要になっていた。
また、開発ベンダーへの依存度が高く、ベンダー側の会社からリモートでアクセスができたり、常駐している非正規職員が多過ぎたりする問題が発生していた。合わせて、情報システム部に必要なスキルや人材像が可視化されておらず、正規職員のキャリアプランが明確になっていなかった。その結果、情報システム部の人材計画が立案できていなかった。
それぞれ現実的な改善策を提案したところ、長期的に改善を取り組んでいただくことになり、次期システムについてもプロジェクトを進めていくことになった。