わかりやすくしゃべる | 青山システムコンサルティング株式会社

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コンサルタントにとって、しゃべることも大事な仕事です。プレゼンテーション、会議でのファシリテーションなど、人前で喋る機会は多い方だと思います。

自分ではあまり意識していませんでしたが、会議に同席された方から「流暢にしゃべりますね」とお褒めの言葉を頂きました。なぜそのように感じて頂けたのか、この機会に自分が心がけていることを整理しておこうと思います。

緊張を隠さない

私は子供の頃からあがり症で、人前で喋るのが苦手でした。緊張で声が震えてしまい、それが嫌でした。スマートに見せたいのなら緊張は隠したいものですが、ビジネスでしゃべる目的はそうではありません。

大切なのは、言いたいことを相手に正確に伝えることです。緊張するのは当たり前。ばれてもよい。そう開き直れれば、自分の緊張など気にならなくなります。

結論ファースト

「結論を最初に言え」とよく言われますよね。文書でも最初にサマリー(要約)があったほうが、その後のディテール(詳細)を理解しやすくなります。

ですが、実際の会議では結論の見えない話を長々としゃべる方が多いものです。聞いているほうは話がどこに向かっているのか分からず、いったい何を言っているのかと、イライラが募るもの。

先に結論を言ってもらえば、その後の話はうんうんなるほどねとなるはずです。

お名前コール

会議等で特定の話を伝えたい相手がいれば、初めに「○○さんにお伝えしたいのですが」などと明言すべきです。

会議では自分に関係のある話ばかりではなく、集中力が途切れてしまう場面もあります。最初にあなたに聞いてほしいと伝えておけば、「聞いていませんでした、もう一度お願いします」とはならず、一回で、相手に恥をかかせることなく、正確に話を伝えることができます。

明るく前向きに

会議のファシリテーションなどでは、極力明るく話すように努めています。

ファシリテーターは嫌な話を切り出したり、面倒な作業を相手にふらなければならない場合もあります。ですが、そんな場合もポジティブに。

無理にテンションを上げる必要はありませんが、喋り手の姿勢がその場のムードを決定します。

適度なスピードと抑揚

話のスピードと抑揚に気を付けています。

早すぎれば理解しにくく気がそれ、遅すぎればイライラします。また、抑揚なく一定の調子でしゃべると、聞き手は眠くなったり、重要なポイントが伝わりません。

大切なところはボリュームを上げる、繰り返すなど、工夫が必要です。

フィラー「えー・あー」を抑える

ご自身で気付かれていないのか、極端な場合は一言しゃべるごとに「えー・あー」を付ける方がいらっしゃいます。

言ってはいけないわけではありませんが、多いといい印象を与えず、話の内容から気がそれてしまいます。減らすに越したことはありません。

まずは自分がどれだけ「えー・あー」を付けているか、意識してみましょう。

 

ひとつひとつは大したことではないかもしれませんが、積み重ねれば、同じ話をしてもわかりやすさに差が出ると思います。

皆さんも人前でお話する際は、これらを意識してみてください。

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2023年07月14日 (金)
青山システムコンサルティング株式会社
山口 晃司