驚きや感動を見つける

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弊社メールマガジンで配信した「コンサルタントのつぶやき」です。
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近頃は世の中も落ち着いてきたので人と会う機会も増えてきました。
数年ぶりにお会いするということも多いですが、やはり人と出会うことで新たな驚きや気づきを得ることも多いです。
ただ、先日お会いした人と話していて「このごろは驚いたり感動したりすることが少ない」という話題になりました。

経験を積みさまざまなものごとに対してある程度の予測がつくようになったこともあり、以前なら驚いたような凄いことに出会っても
「そういうこともあるよね」
という冷めた目で見てしまうというのです。
私もそんな風に思うこともあり共感するところがありました。
様々な情報があふれて疑似体験をしていたり、刺激に慣れてしまっているために、新たな「気づき」があってもそこから驚いたり感動するような「感情の動き」につながりにくくなっているような気がします。

しかし、驚いたり感動したりすることは脳の活性化にもつながりますし、仕事をするうえでのモチベーション維持にも役立つと思っています。
人に動いてもらうには「感動」が必要というような話も見聞きします。
当社が提供しているITコンサルティングにおいても、ただこちらの考えたことを提案して終わりではなく、効果が出るように相手に動いてもらってようやく価値を発揮するという面があります。
相手に能動的に継続して動いてもらうように動機づけることが求められる場面もあります。
ITコンサルティングという仕事に限ったことではないですが、

「どうすれば相手が気持ちよく動けるだろうか」
「相手はどんなことに感動して動くのか」

ということにも想いが至ります。

そんなのは「人それぞれ」というところはありますが、では自分の場合はどうすれば感情が動かされるのか、動かせるのか、あらためて考えてみました。

今回のコラム執筆にあたってもいろいろな記事を読んでみましたが
「小さな感動を積み重ねる」「驚きの閾値を意識的に下げる」
などの心がけについて書いてある記事を多く見かけ、なるほどと思いました。
意識していなければ大したことではないと思って見逃してしまうようなことも、あえてそこに意識を向けることで感情の動きに繋げられます。

例えば、
見上げた空が雲ひとつない青空でキレイだったとか、
カフェで飲んだコーヒーが初めて味わうもので美味しかった、
というようなちょっとした驚きは日々の暮らしのなかにもあります。

そういった驚きを日常のなかでもたくさん見つけ出すことはできると思うと、そういうものを探しながら暮らすこと自体が楽しくなりました。
意識的に心がけて驚きにつながるようなことを見つけ、感情を動かされながら日々を楽しみ、モチベーション高く過ごしていきたいと思います。
そして、そのきっかけになりやすい「人と出会う機会」をもっと増やしていきたいとあらためて感じています。

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2023年09月18日 (月)
青山システムコンサルティング株式会社
十亀淳