弊社メールマガジンで配信した「コンサルタントのつぶやき」です。
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弊社は昨年の11月に設立25周年を迎えました。
これもひとえに皆様方のご支援と並々ならぬご協力の賜物と感謝しております。

弊社のホームページで代表のメッセージにもあるとおり、ASCは100年企業を目指しています。

日本には創業100年を超える企業が何社あるかご存じでしょうか?
帝国データバンクの調べによると、約3万3千社あるといわれています(帝国データバンク調べ)。
これは全世界の100年企業のうちでも、約4割を占めるほどの数で2位の米国企業の約1万9千社と比べてダントツです。
これが創業200年となると日本は約1,300社となり、世界での200年企業内での比率は65%と跳ね上がります。
一般的に企業の平均寿命は30年ほどといわれています。
なぜ日本の企業がこれほどまでに長寿企業が多いのかといえば、やはり同族企業が多く無理に業容を拡大することなく、身内だけで家業を守り抜いて行くという真摯な姿勢に他ならないのではないかと思います。
弊社ではまだ平均寿命の30年すら達成していませんが、必ずや達成し、その上100年企業も達成してくれるものと信じています。

その理由は弊社の以下のポリシーとして

  1. これまでどこの資本の傘下にも入らず、公正中立・第三者視点のポリシーがブレないこと。
    (同族企業に例えれば代々の言い伝えを実直に守る)
  2. 会社はオープンポリシーでメンバーに何一つ隠し事がないこと
    (家族には悪いことは何一つ隠し事をしない)
  3. 公平・平等で職位・職能以外は発言力等に上下の差がないこと
    (親子は本音で話する)
  4. メンバーは全員自己管理・自己責任を原則とした起業家精神を持っていること
    (何としても家業を守るという信念がみんなにある)

など、全員が独立したプロフェッショナルなメンバーとして、誇りとお互いの尊敬をもって同族企業のように仕事に邁進していることです。
こんなすばらしい組織は世界のどこにもないと自負しています。
日本でもっとも古い企業は「金剛組」という飛鳥時代の西暦578年に創業した宮大工から始まった会社です。
実に創業1442年になります。(ただし一度経営難に陥り高松建設の傘下になっています)
私もこれらの長寿企業にあやかりたいと思い、上場している中ではもっとも古い松井建設株式会社で創業が天正14年(1586年)の株をわずかながらお守りのように持っています。

最後になりましたが、私はこの3月でリタイアいたします。
これといってすることもないので、たまにオフィスに出てメンバーの元気な顔を見に行こうと思います。
といってもメンバーのほとんどは普段クライアント先に出払っており、オフィスにはほとんど誰もいないことのほうが多いのですが……。(笑)

これからもASCを末永くよろしくお願いいたします。
という言葉をご挨拶に代えさせていただき私の最後のコラムにしたいと思います。

長い間お付き合いいただきありがとうございました。

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2021年03月15日 (月)
青山システムコンサルティング株式会社
谷垣 康弘(元会長)