Fintechによって資産運用が身近になってきました

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Fintech※についてはすでにご存じかと思いますが、資産運用の分野でFintechによる変化を感じることがありました。

  • ※ Fintech(フィンテック)とは、Finance(金融)とTechnology(技術)を組み合わせた造語であり、ファイナンス・テクノロジーの略となります。

私の個人的なイメージではありますが、資産運用と聞くと実際に開始するまでの敷居が高く、かつ利益が出るような効果の高い資産運用を行うことは難しいという思いがあります。

敷居が高いと考える理由として、今までの資産運用のやり方は個人で学んで実施するか、投資の専門家などに任せるかの二択であったこと。投資の専門家に任せる場合には多額の資金と手数料が必要であったことが挙げられます。

そんなイメージを持っていた資産運用ですが、Fintechにより新たな選択肢「ロボット(AI)」が追加されました。
ロボットを利用する場合は、利用者はあらかじめ設定された質問事項に答えるだけ、あとは運用資金を指定口座に入金するだけで資産運用を開始することができます。
ロボットが最適な資金配分を計算してくれるため、利用者は資産運用を始めるために学ぶ必要はありません。また、少額から開始でき、手数料も低めに設定されている会社が多いと感じます。

私自身も資産運用に興味があり、ロボットによる資産運用を行っています。約1年運用しており、昨今の円高相場などで利益は減少したものの、かろうじて利益が出ています。
今後も確実に損をしないという保証があるわけではありませんが、効果的な資産運用ができていると感じます。

従来は個人では敷居が高く、富裕層が行っているイメージの強い資産運用でしたが、Fintechによって身近なものになってきたなと感じます。

今後もFintechは進化していくと思います。
今後どのような資産運用サービスが登場するか注視していきたいと思います。

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2018年04月09日 (月)
青山システムコンサルティング株式会社
高橋 和大