東京都立大島海洋国際高等学校にて、文部科学省「高等学校DX加速化推進事業」の一環として、当社社員による特別授業を実施いたしました。
1. 実施の背景
本取り組みは、文部科学省が所管する「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」の一環として実施されました。 本事業は、高校段階におけるデジタル等成長分野を支える人材育成の抜本的強化を目指し、「ICTを活用した文理横断的・探究的な学び」を強化するものです。
当社は、ITコンサルティングの現場で培った知見を次世代教育に還元し、高校生の皆様にITや情報処理をより身近に感じていただくため、本授業の講師を担当いたしました。
2. 授業の概要
日時: 2025年10月30日(木)、11月29日(土)
場所: 東京都立大島海洋国際高等学校(伊豆大島)
対象: 「情報Ⅱ」履修生徒様
内容:「システム企画」に関する講義及び実習
講師: 当社 マネジャー池田 洋之
3. 授業内容:システム企画の重要性とプロセスの解説
授業では、「システムを作る(開発)」手前の工程である、「どのようなシステムが必要かを考える(企画)」ことの重要性について解説しました。 ITベンダーに発注する立場(ユーザー企業)として必要な、以下の企画プロセスについて講義を行いました。
- 現状把握: 現場の業務を定量・定性の両面から正確に理解する
- 原因分析: 「なぜなぜ分析」を用いて、問題の根本原因を突き止める
- To Beモデルの策定: 現状にとらわれず、あるべき理想の姿を描く
講義の後半では、理解を深めるために架空の企業を題材とした演習を行い、座学で学んだプロセスを実際に体験していただきました。

4. 実施の成果と反響(先生方・受講生の声)
【先生方からの評価】 後日、先生方と振り返りを行う中で、「システム開発の手前にある『企画』という、社会で求められる重要なプロセスを肌で感じられたことは、生徒たちにとって今後の糧となる貴重な経験になったと思います」というお声をいただきました。
【受講した生徒様からのコメント】 今回のテーマである「システム企画」や「業務プロセス」は、普段の学校生活では馴染みがなく、生徒の皆様にとっては少々難易度の高い内容だったかと思います。 しかし、授業後のアンケートや対話では、その難しさを乗り越えた上での「気づき」や、前向きな感想をいただきました。
- システムを入れる前に、まず問題を整理する必要があると分かった
- 難しい内容だったが、実際にやってみることで理解が深まった
プログラミング等の技術スキルだけでなく、論理的に課題を解決する「企画力」の重要性を実感いただけた様子でした。
5. 今後の展望
当社は「身近で安心感のあるコンサルティングサービスを提供し続ける」ことを経営理念としております。 今後も、本業であるコンサルティング事業を通じて培った「ITを利活用する実践的な知見」を広く社会に還元し、デジタル技術が適切に活用される豊かな社会の実現に貢献してまいります。