デジタル機器の開発、製造、販売業におけるシステム監査

掲載日:2014年08月06日(水)

システム診断

企業規模: 社員数約450名
参考費用: 180万円

【依頼の背景】
A社は、一般消費者向けのデジタル機器を開発、製造、販売している。スクラッチ開発して約10年間使用してきた基幹システムでの業務を海外製ERPパッケージ利用に切り替えた。新しい基幹システムは、稼働後約1年経過しているが、初期から重要度の高いトラブルが発生しており、現在にいたってもなお、解決できていない問題が山積している。この状況を打開するための材料として、現状システムの診断、評価を実施し、今後も現行システムを使い続けるのか、新しいシステムを導入するのか、といった方向性を導き出すことになった。


【現状の問題点(一部抜粋)】
資料の調査やヒアリングから、現在の主な問題点として以下の点などが挙がった。

(1)顧客サービスレベルの低下
(2)業務効率の低下
(3)システム維持、運用コストの増大


【提案内容(一部抜粋)】
現状の問題点から原因を分析し、以下の結論にいたった。

(1)現行(海外製)基幹システムは放棄する
(2)国産パッケージを基盤としてシステムを再構築する
(3)現行システムには最低限必要な措置だけを施し、システム移行まで乗り切る


【担当コンサルタントのコメント】
A社では、約1年前に導入した現行の基幹システムを満足いく形で業務に活用できていなかった。システム診断によって、現状が整理され、今後の方向性が明確化できた。

システムと業務の不整合については、業務のあるべき姿(ToBeモデル)の整備段階と徹底段階とで、それぞれ問題があったことが分かった。
さらに、将来見込まれる問題として、運用費の支出が当初想定よりも大幅に多額になることが分かった。新システム導入時の計画では、実際の運用を想定した費用試算までできていなかったことが原因だった。

システム導入時には、業務の知識と情報システムの知識とを併せ持つ人材が必要だが、そういった人材を自社内で確保することは、実業務が稼働している中では難しい場合が多い。外部の(中立的な)専門家を活用することでシステム化投資の最適化を目指すことは、合理的で有効な手法といえる。


レポートのダイジェストはこ<br>ちら

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